Photo: Damian Griffiths. Courtesy Camden Arts Centre, 2018

鬼火

2013–

“MOT Satellite 2017 Spring: by the deep rivers,” video: Yoi Suzuki

終戦後まもなくして来日したアメリカ人音楽家でありパイプオルガニスト、ヴィクトル・セアル氏が遺した自作バンドオルガン(自動演奏楽器)の鉄琴部分を用いて作品化した。
網戸に微弱な電気を流し、風に揺れるカーテンが網戸に触れると、小さな火花を放ちながら通電する仕組み。鉄琴のどの鍵盤が鳴るかは、カーテンが触れる箇所によって変化するため、ガムランにも似た、この世ならざるランダムな音楽を演奏することになる。
タイトルの「鬼火」とは、日本各地に伝わる怪火で、人や動物の霊魂が火となって現れた姿だといわれる。展覧会オープンがお盆の頃だったこともあり、網戸、火花、扇風機などのオブジェが日本の夏の風情を感じさせる作品となった。

Photo: Damian Griffiths. Courtesy Camden Arts Centre

“Media Art/Kitchen Aomori,” photo: Kuniya Oyamada, 2014

“Media Art/Kitchen Aomori,” photo: Kuniya Oyamada, 2014

“Media Art/Kitchen Aomori,” photo: Kuniya Oyamada, 2014

“MOT Satellite Spring 2017,” photo: Haruyuki Shirai

鬼火
2013年 –
素材=網戸、扇風機、鉄琴、電線、ライト
サイズ=可変
作品形態=インスタレーション

鬼火