photo: Yuko Mohri

モレモレ東京─フィールドワーク

2009–

東京の駅構内で見かける水漏れ現場に着目し、その対処方法の事例を写真におさめるプロジェクト。生まれては消えを繰り返す漏水現場を、2009年より発見・採集しつづけているフィールドワーク・シリーズ。
都市の建築物を食い破って出現する地下水や雨水といった「自然の力」に対して、ビニールシート、バケツ、ペットボトル、ガムテープ、ビニール傘などの日用品を即興的に組み合わせ、それぞれの状況に合わせて水漏れを食い止めようとする駅員たちのブリコラージュ(器用仕事)に、毛利は「用の美」としての芸術的発想の原点を見る。
屋根や壁を修繕すれば解決する建築の雨漏りとは違い、外部がないインテリア=地下空間では、じわじわと浸透する地下水を完全に止めることはできない。「モレモレ東京」では、浸透・浸食されつくし、限りなくゼロに近づこうとするエントロピーをゲリラ的に切断する、最もインスタントな建築(アーキテクチャ)であるとも、彼女は考えている。
本作は2014年、アサヒ・アートスクエア「グローアップ・アーティスト・プロジェクト2014」の助成を得た。さまざまなメディアによるアプローチ可能性を探りつつ、2020年まで継続する予定。

photo: Yuko Mohri

photo: Yuko Mohri

photo: Yuko Mohri

photo: Yuko Mohri

photo: Yuko Mohri

photo: Yuko Mohri

photo: Yuko Mohri

photo: Yuko Mohri

photo: Yuko Mohri

photo: Yuko Mohri

photo: Yuko Mohri

photo: Yuko Mohri

“Moré Moré (Leaky),” exhibition view, White Rainbow, London, 2017

モレモレ東京
2009年—
作品形態 フィールドワーク/写真

ワークショップ「モレモレ東京~キッチンとトイレでつくっちゃうモレモレ実践編~」(アサヒ・アートスクエア、2015年2月)

photo: Hideto Maezawa

photo: Hideto Maezawa

photo: Hideto Maezawa

モレモレ東京─フィールドワーク